乙女高原フィールドノート

乙女高原での自然観察記

マツヨイセンノウ


鳥居峠の脇の崖に見慣れない白い花が群生していました。気になって仕方ないので,雨でかなり湿っていたし,ほとんど垂直に近い崖でしたが,意を決して登っていき,カメラに収めました。
それにしても,変わった花です。記憶と照合してみると,「マンテマ」という植物名が浮かびました。ナデシコの仲間で,花の根元が風船みたいに膨らんでいるのです。
図鑑で調べてみましたが,それらしい花はどれにも載っていません。

もしや・・・(新種? 希少種?? 絶滅危惧種???)・・・と思って,『日本帰化植物写真図鑑』を調べてみると,載っていました。ちょっとガッカリ。北アメリカ原産で,アジアやヨーロッパに帰化しているのだそうです。「草地,山岳道路沿い,市街地などに発生する」とありました。いったいどういう経路でここまでやってきたのか不思議です。