乙女高原フィールドノート

乙女高原での自然観察記

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ミヤマカラスアゲハ

とにかくなんともいえず,きれいなので,くぎづけになりました。 そして,観ているうちに,おもしろくなりました。水たまりの近くの地面に止まり,ストローのような口を伸ばして水を吸っているのですが,吸っているそばから,おしっこをじゃんじゃんしている…

ホタルブクロにマルハナバチ

ヤマホタルブクロの花の中にマルハナバチが入っていきました。マルハナバチに比べ,花が大きすぎるように感じますが,花を下からのぞいてみると,そうでもないことが分かります(ぼくのデジカメは液晶部分が360度回転できるので,ローアングルから見上げ…

アサギマダラの蛹

旅をするチョウ・アサギマダラの蛹です。イタドリの葉っぱに,ぶら下がっています。左側に見える丸いのは水玉ですが,体の真ん中に見えるのは模様で,本当に金箔のような金色をしています。なんで虫のくせに,しかも,なんで蛹のくせに,こんなにすごい色彩…

ウバユリにトラマルハナバチ

草原に目立つ濃いオレンジ色のコオニユリにはよくキアゲハが来ています。森の中で目立つ白いヤマユリは,目立つだけでなく,匂いも強く,蛾たちを惹きつけています。 では,こんなに細長いラッパ型のウバユリにはどんな昆虫が来るのだろうと気になっていまし…

バイケイソウ

茎に,花がおしくらまんじゅうするほどたくさん付いています。大柄な草です。 (2008年7月29日 観察)

トモエソウ

トモエソウの大柄な花が咲き始めました。花びらが巴のように先端に向かって曲がっているのが分かりますか?(2008年7月29日 観察)

ヒョウモンエダシャク

この蛾(チョウではありません)の存在が前々から気になっていました。だって,真っ昼間から,のんきにヒョロヒョロと飛んでいるんですよ。どうして,鳥たちが黙ってないのかなーと不思議でなりませんでした。 何年か後にようやくナゾが解けました。この蛾の…

オオマルハナバチ

しましま模様が乙女高原で一番カラフルなオオマルハナバチです。 それにしても,このずんぐりむっくりした体が,こんなに小さな翅(はね)で持ち上がるなんて,信じられません。(2008年7月28日 観察)

コマルハナバチのオス

ミツバチと違って,マルハナバチはシーズンの終わりに巣を解散してしまい,新女王が単独で冬を越して,次のシーズンを迎えます。 シーズンの終わりだけに出現するのがオスバチ。コマルハナバチの女王や働き蜂(いずれもメス)は「真っ黒い体とオレンジ色のお…

シシウドの花

まるで花火のようなシシウドの大きな花が咲き始めました。この花はまさに「虫たちのカフェテラス」。強い匂いに惹かれて,たくさんの昆虫が集まります。 地元では「うじごろし」と呼ばれています。昔のトイレはウジが湧きましたが,この草を入れると,それを…

キリンソウ

キリンソウの花です。名前にキリンが付く割には,あまり背が高くありません。 ☆型の花が☆型に配列されているところがおもしろい。(2008年7月28日 観察)

ビンズイの巣

→ 「えー,(乙女高原)案内人さんも知らないのー?!」と小学生に教えられたのが,林の中の鳥の巣。地面に直接,作られていて,卵もありました。 どうもビンズイの巣のようです。 ビンズイは,乙女高原では,木のてっぺんや電線にとまって,複雑な節で歌を歌…

誰か教えて

乙女高原に向かう道の脇のコンクリートのがけの上に群れている花です。花の感じはベンケイソウの仲間のキリンソウによく似ていますが,名前が分かりません。どなたか教えてください。(2008年7月26日 観察)

ノリウツギにオオマルハナバチ

乙女高原への道を車で走っていると,アジサイの鼻を長くしたようなノリウツギの花をよく見かけます。 車を降りて写真を撮っていたら,オオマルハナバチがやってきて,花の上をせわしく「走り」始めました。花粉を集めているに違いありません。 (2008年7月26…

イケマ・ぼーる

→ 葉っぱをアサギマダラの幼虫が食べるイケマに花が咲きました。まんまるいボールのような形で,面白いです。 目を近づけてよく見ると,球面を作っている一つ一つの小さな花も,☆の形をしていて,楽しいです。 この花にオオマルハナバチが来ているところを何…

飛ぶ貴金属

小さなちょうちょ,ミドリシジミの仲間が草の上に止まっていました。そっと近づき,ジッとカメラを構えていると,だんだんと閉じていた羽根を開いてくれました。光線の加減で金属光沢を見せてくれます。 今日はとてもラッキーな日で,なんとグリーンロッジの…

エビフライ?

遊歩道の木製の階段の上にありました。もともとは松ぼっくりだったのですが,ある動物が松ぼっくりのひだの間にある種を食べようとして囓ったあとです。 もっと標高の低いところで見られる「エビフライ」はもっと立派で高そうに見えるのですが,乙女高原エリ…

アリの巣注意

今日は焼山峠から乙女高原までの遊歩道を歩きながら,糞のサンプリングをしました。乙女高原の草原内や林内ではあまり見かけませんが,焼山峠付近では,こんなアリの巣がよく見られます。林道の脇にも,林道に沿ってライン状に「細かい枯れ草」がちょっぴり…

殺鳥現場

「ボス,ここがゲンバです」 「ヤマさん,ガイシャは?」 「尾羽を見ると濃いグレーで,先だけ薄いグレーです。こんな尾羽を持っているのはキジバトに間違いありません」 「ゲンバはここだけか?」 「遊歩道に沿って3ヶ所ありました。ホシは3ヶ所で羽根や羽…

ウンチのリサイクル

不定期ですが(定期的を目指していますが・・・),乙女高原で中型ほ乳類(具体的にはテン)の糞のサンプリングをしています。それぞれの糞の中身を調べることで,連中が季節によってどんなものを食べているかがわかります。その分析によって,「テンの立場…

かくれんぼ?

梅雨が明け,ものすごくいい天気でした。 乙女に向かう林道わきにムラサキシキブの花が咲いているのを見かけ,カメラを向けていたら・・,いました,いました。イチモンジカメノコハムシの幼虫。この虫は,自分のぬけがらを背中に付けるという,おもしろい習…

蜜ドロボー

アヤメの花はマルハナバチ媒花。マルハナバチ以外の昆虫を拒否し,マルハナバチだけをひいきしているような花の形をしています。ところが,ちゃっかり花の脇から蜜を吸っているヒメキマダラセセリの姿をこの時期,よく見かけます。(2008年7月13日 観察)

キアゲハの卵

シシウドの葉に産んであったキアゲハの卵です。乙女高原グリーンロッジの管理人・宮原さんのお話によると,昨日の昼間にお母さんチョウが産んでいたそうです。(2008年7月13日 観察)

ヒョウ柄のチョウ

咲き始めたばかりのノアザミに止まったギンボシヒョウモン。 乙女高原には,ヒョウ柄のチョウ「ヒョウモンチョウ」の仲間がたくさんいます。ビミョーなところで見分けるので,採って持ち帰って,図鑑とにらめっこすればいいのでしょうが,種類を見分けるため…

マタタビの花

以前ご紹介した「白い化粧をする葉っぱ」マタタビの花です。林道わきなどで見られます。下向きに咲くので,目立ちませんが,よくよく見ると,とてもきれいでしょう? 。(2008年7月6日 観察)

ツルアジサイ

意外と知られていませんが,柳平から焼山に向かう道のところどころで,木々にこんなツルが巻き付いていて,7月上旬ごろに白いきれいな花を咲かせます。アジサイそっくりなんですが,よく見ると2種類あります。花のまわりの飾り花の「花びら(本当はガク)」…

ヤマオダマキの花

遠くで雷の音が聞こえてきます。 草原では夏の花のトップを切ってヤマオダマキの花が咲き始めていました。それにしても複雑な花の形ですよね。でも・・・マルハナバチが訪れている姿を見ると,納得できるんだよね。(2008年7月6日 観察)